メガネについて

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メガネについて


角膜頂点距離は、一般的に12ミリに設定されております。メガネに入っているレンズ後面と眼球の最前部までの距離です。メガネが顔にくっついていたり、離れたりすると見え方は変わるのでしょうか。 

角膜頂点間距離

この距離が変わると、メガネの度数はどれくらい影響を受けるのでしょうか。

 DL1=DL0/ 1−(L1−L0)×DL0

Lの単位はメートルです。Lはマイナスであらわします。DL1はその距離における完全矯正度数です。
L0は元々の距離、L1:ずれた位置での距離で、DL0はレンズの度数です。
レンズー10Dで12ミリで完全矯正度数の人の場合で、15ミリにずれた場合は、どれだけのレンズの過不足が発生するのでしょうか。

分子はー10、分母は1−【(ー0.015−(ー0.012)】×(−10)、でDL1はー10.31Dとなり15ミリの距離では今までのレンズではー0.31D不足します。よってそれだけ弱いレンズを掛けているのと同じになってしまいます。近視の方は離すと必要な完全矯正度数が増します。よって、12ミリで完全矯正度数のメガネでは弱く、逆に近づけると強くなります。

逆に遠視の方で12ミリで完全矯正度数+10Dとしますと分子は+10、分母は1−【(ー0.015−(−0.012)】×10で、DL1は9.71Dとなり15ミリの距離で少ない度数で完全矯正度数となります。今の+10Dのメガネでは+0.29D過矯正となります。遠視のプラスレンズの方は、メガネを離すと強くなり、近づけると弱くなります。よって、レンズの度数が±10を超える方は、掛け具合だけでレンズ1段階分以上の影響が出ます。

プリズムについて。

プリズムあまり気にすることなく眼を開けば1つの像として判断しているかもしれませんが、外斜位、内斜位、上下斜位の方は未補正のままですとたいへん疲れやすいです。
プリズムは1メートル先で1センチ進路を変えるプリズムの強さを1△(プリズムディオプター)とし、単位としております。分かり易くいえば右眼と左眼の視線の先の見える像が1メートル先で1センチずれる単位です。
私はちなみに約12△BI外斜位かつ約右2△BD上斜位です。見た感じではわかりません。特別かと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。結構いらっしゃいます。
また、レンズの光学中心からずれた位置に入射した光はプリズム作用を受けます。レンズの厚い方に曲がります。分かり易くいえば、光学中心は普通のレンズ場合一点だけですがそこからずれたところで見ていると、不必要なプリズム作用を受け、左右の眼が一つの像としてみるのに、負担をかけます。
プリズム作用の大きさを計算するプレンティスの公式があります。
P=hD 
P:プリズム作用(D)、h:光学中心からずれた距離(cm)、D:レンズ度数

たとえばー6Dの人が、眼鏡の光学中心から瞳の位置が5mmずれてしまった場合に、瞳の位置においてどれだけのプリズム作用が生じるかといえば、0.5(cm)×6=3△となります。下記マイナスレンズの図が光学中心に対し上にずれているとしたら、一つの像とするために下方開散を強いられ、同じように左レンズとして鼻側にずれ厚いとすれば(BI)眼は一つの像とするために開散を強いられ、同じように右レンズとして耳側にずれ厚いとすると(BO)眼は輻輳(内寄せ)を強いられます。
プリズム
お度数が強くメガネを斜めに掛けている人などこのくらいの影響があります。上下で2△ありますとかなり困難です。
逆に斜めに掛けてしっくりくる方は、上下斜位等がある場合がありますので、意識されておくと早く楽なメガネに出会えるかもしれません。


 

 

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